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上場企業インタビュー

株式会社オークファン 代表取締役 武永 修一

“商品ビッグデータ” を武器にBtoBの巨大市場を攻略する

メディア事業で着実に成長し企業向けサービスで飛躍する

―今後、どんなビジョンを描いていますか。

 「オムニチャネル×ID」がポイント。ネット取引・リアル取引・顧客属性の3つのデータをそろえ、独自のサービスを提供していきます。
 いまはネットだけ、リアルだけに分断されています。動脈と静脈のように、両方そろってはじめて顧客は商品の実態を把握できます。またネットであれリアルであれ、取引データは肝です。店頭や広告の価格は、あくまで売り手が「これで売りたい」と思った価格でしかない。私たちは「実際にこの価格で売れた」というデータを大量に保有しています。
 これにIDデータをかけあわせることで「誰がいつ、どこでなにをいくらで買ったか」がわかる。
 この3つをすべてカバーし、価格戦略のソリューションを提供している企業は、いまのところ存在しません。私たちが先んじることで、ビッグデータにもとづく企業マーケティング支援の分野で覇権を握れる。

―投資家へ向けてメッセージをお願いします。

 メディア事業は今後も着実に増収増益の見込みです。しかしいま、企業の広告宣伝・価格戦略の分野に巨大な変革のうねりがきています。取引データという「消費者の声」にもとづいて、合理的に価格や販促方法を決定するという変革です。当社は新たに生み出されるその巨大市場で、先行し圧倒的に有利なポジションを占めるチャンスがある。
 GDへの100%出資を手はじめに、このチャンスをものにするための投資を積極的に実施。唯一無二のビッグデータ・カンパニーとして飛躍するつもりです。

「合理的に価格を決める」科学マーケ時代の覇権ねらう

PO(Price Optimization=価格最適化)。これまで経験とカンで決めていた商品・サービスの価格を、ビッグデータを基礎に合理的に決定する取り組みだ。米国では小売業界を中心に導入が進んでいる。早晩、日本にもこの流れはやってくる。そのときオークファンがもつ唯一無二の価格ビッグデータの価値は、いまよりもはるかに高まる。この時代の流れを見すえ、GDへの出資をはじめとする積極的な投資を続けるオークファン。広告宣伝やマーケティング予算という巨大市場のかなりの部分を同社がかちとる可能性は、大いにある。

武永 修一(たけなが しゅういち)プロフィール

1978年、山口県出身。2000年、京都大学法学部在学中に個人としてネットオークション事業を始める。2006年に「aucfan.com」の前身サイト「オークション統計ページ(仮)」を営業譲渡により取得。2007年、株式会社オークファンを設立。2013年、東証マザーズに上場。

企業情報

設立 2007年6月
資本金 6億5,577万円(2014年9月末現在)
上場年月日 2013年4月25日(東証マザーズ)
決算期 9月末
事業内容 メディア事業、データ事業
URL http://aucfan.co.jp/

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