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IPOを狙う企業特集

株式会社ファランクス 代表取締役社長兼CEO 小田部 崇弘

独自のWebマーケティングを武器に「本当にほしかったサービス」を創りだす

「ベニクラゲ経営」というユニークな経営スローガンを掲げるファランクス。成長と再生を繰り返すベニクラゲのように、永続的に続く組織でありたいという想いが込められている。同社はゲーミフィケーション※の先駆者として、アドネットワーク・コンテンツ事業で優位性を発揮。さらに、フットサルのPB(プライベートブランド)商品の開発・販売や積極的な海外展開など、事業を拡大させている。同社の強み・ビジョンなどを代表の小田部氏に聞いた。

※下記はIR通信【IPO特別号】(2014年1月10日発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。

―事業内容を教えてください。

小田部:事業は大きく三つに分類できます。第一に、インターネット広告事業。第二にゲーミフィケーションを取り入れたコンテンツ事業。第三に通販事業です。通販事業は「SJ」というブランド名で、フットサルのユニフォームやシューズなどのPB商品をネットで販売。さらに、全国スポーツショップへの卸しやフットサル会場への商品提供も行っています。メイン事業はアフェリエイト型のインターネット広告事業とコンテンツ事業ですね。スマホの普及によりネット広告が多様化したのにともない、独自の切り口でアドネットワークを提案しています。さらに、ゲーミフィケーションという言葉が知られていなかった7~8年前から、ゲームとポイントシステムと広告を組み合わせた独自のサービス「PAG!」(ポイント・アドバタイズ・ゲーム)を開発。大手企業を中心に、100社以上のサイトを支援しています。

―御社の強みはなんでしょうか。

小田部:アフェリエイト型広告を手がける会社で、上場企業を除いて独立系で存続している会社ってじつは少ないんです。当社が生き残っている理由は、先行企業のマネをせず独自のコンテンツを提供してきたからにほかなりません。「PAG!」の開発もそうです。ゲーム要素とポイントがたまるような仕組みを広告にもたせることで、ネットでの購買シーンを楽しく演出。その結果、客単価と再訪率のアップに貢献しています。内容も「こういうサービスがあったらユーザーが喜ぶのでは」という現場の声を重視してつくっています。だからこそ、単なる目新しさだけでなく、きちんと成果にもつながる。こうした取り組みが、競争優位性につながっているのです。

―代表に就任した経緯を教えてください。

小田部:学生時代から起業に興味があったんですが、まずは社会をみてみようと新卒で当時のマンパワー・ジャパンに入社。マッチングや営業、面接、紹介者のフォロー、顧客企業の人事責任者との戦略策定などを学びました。3年後、インカレサークルの先輩から「いっしょに会社をやらないか」と誘われて、参画。当時は受託開発事業がメインでしたが、クライアントの要求にエンジニアが疲弊するという経験をしました。私はストック型になりやすく、広告価値が高いと感じられるアフェリエイト広告事業が今後のびると思い、インターネット広告事業を立ち上げたのです。やがて事業が軌道にのり、陣頭指揮をとっていた私が会社を買い取る形で2009年に代表に就任しました。

―小田部さんが経営で大切にしていることはなんですか。

小田部:マーケットに必要な価値を『いつも提供し続けられていること』が大切だと考えています。仲間である社員によく話すのは、「昨日必要とされた商品が今日必要とされるとは限らない。つねによりよい商品づくりをこころがけよう」ということです。それを全社員で共有するため「理念」「ミッション」「5つの姿勢」を明文化。さらに、経営スローガンとして「ベニクラゲ経営」を掲げました。当社も、ベニクラゲのように成長と再生を繰り返す組織体でありたい。そう思い続けています。

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