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IPOを狙う企業特集

株式会社エヌリンクス 代表取締役社長 栗林 憲介

視線はすでに上場のその先へ売上高1000億円超をめざす

埼玉県内のワンルームマンションの1室、たった3名で創業。それから6年で、全国19拠点、メンバー550名にまでに成長したエヌリンクス。営業アウトソーシングとメディア運営の2事業を軸にIPO、さらにその先の「売上高1000億円を超えるメガ・ベンチャーになる」という目標に向けて走り続けている。競合の多い事業領域で勝ち抜ける要因はなにか。同社代表の栗林氏に聞いた。

※下記はIR通信vol.5(2016年11月9日発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。

社員の数だけ種類がある豊富な研修プログラム

―創業以来、右肩上がりで業績を伸ばしていますね。その要因はなんですか。

 教育スキームの構築がうまくいったことです。当社のコア事業のひとつは営業アウトソーシング。同業の多くは根性論で新人を育成していますが、当社では一人ひとりにあわせた研修プログラムをつくって実施をしています。

 具体的には営業プロセスを「事前準備」「アプローチ」「ファクトファインディング」「クロージング」「アフターフォロー」の5つに分類し、さらにそれぞれ営業スタッフのスキルを5段階にわけて、各段階に応じた研修プログラムを用意しているのです。

―5分類×5段階。合計25種類の研修があるわけですね。

 いいえ、もっとありますよ。その25種類をベースに、各拠点の支店長が一人ひとりにあわせてカスタマイズしているんです。結果として、各支店それぞれにあった研修内容が、役員主導ではなく現場目線で構築できています。

 この充実した教育プログラムがあるために、採用市場で有利になりました。同業の多くは「よい人材がなかなかとれない」といっています。でも、当社は教育に自信があるので、どのような方でも一人前に育てる自信があります。採用する人材を選ばないんです。だから、低コストで多くの人材を採用できます。

 その結果、顧客のニーズにあわせて、すばやく組織を拡大できるのです。たとえば創業して2期目のこと、まだ約30名の規模だったときに、当社の能力をはるかに超える量の仕事を依頼されたことがありました。そのときも、新人を大量採用し、研修プログラムで即戦力として育てることで、なんとか乗り切ることができました。実績をつくったことで、顧客の信頼をかちとり、その後の成長の基盤になりましたね。

リアルなユーザーを熟知それがWeb事業の強みに

―営業アウトソーシングと同時に、Webメディア事業も展開しています。どのような強みがあるのでしょう。

 営業アウトソーシング事業でつちかったリアルなユーザー像の知見を活かし、本当に顧客のためになるWebメディアをつくれることです。たとえば、若い母親をターゲットにするメディアであれば、「サイトを宣伝するチラシをスーパーに貼りだそう」とか。こんな発想は、営業アウトソーシングというリアルに根ざした事業を展開している当社ならではでしょう。

 また、そもそもWeb畑の人材はおらず、見よう見まねで事業をスタートさせました。業界の常識を知らず、相場を無視して、最適と思われるメディア掲載料金を設定したところ、「非常に良心的だ」と支持されました。いまはゲームの攻略サイト『アルテマ』と、不動産検索サイト『家AGENT+』が急速にアクセス数を伸ばしています。

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

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