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上場企業インタビュー

日本PCサービス株式会社 代表取締役社長 家喜 信行

ホームネットワークをサポートする総合サービスでアジアNo.1企業をめざす

「パソコンの訪問修理サービス」で、いち早く新たなマーケットを切り拓いた日本PCサービス。2014年にはIPOも果たし、今後はホームネットワーク全体を支える体制を強化するという。独自の強みや成長戦略を聞いた。

(注1)HEMS:Home Energy Management Systemの略。家庭におけるエネルギー管理を支援するシステム
(注2)ISMS:Information Security Management Systemの略。組織が情報を適切に管理し、機密を守るための仕組み

※下記はIR通信vol.2(2015年2月25日発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。

第4の生活インフラを支えるスペシャリスト集団

―事業内容を教えてください。

 パソコンやデジタル家電、ホームネットワークのトラブル解決・環境整備を行っています。最近はスマートフォンやタブレット端末に対する同サービスや、住宅用のエネルギー監理システムである(注1)HEMSの設置や点検、トラブル対応も増えています。
 いまやパソコンやデジタル家電を含めたホームネットワークは電気・ガス・水道に続く第4の生活インフラ。それを支えているのが当社なのです。
 さらにその先には、ロボットやEVをはじめとする次世代自動車とのコラボレーションも視野に入れています。そうした新たな領域のサポートも含め、当社はユーザーの快適なスマートライフを支える、もっとも身近なホームネットワークのスペシャリスト集団だと考えています

―創業以来順調に増収を続け、前期は24億円と過去最高の売上高を達成しました。業績好調の要因はなんでしょう。

 パソコンやICT機器が普及するとともに、メンテナンスやデータを守るニーズが高まってきたことが第一にあげられます。従来のような無料の電話サポートや家電量販店に持ち込むといったアフターサービスでは解決できないシチュエーションが増え、当社のサービスを活用することが有力な選択肢となっているのです。
 そうした社会のニーズにあわせ、Web集客の強化やテレビCMなどのPR戦略によってサービスの認知度が上昇。結果、自社集客の比率が大きく向上したことが売上に寄与したといえます。
 2012年8月期に一度営業利益がマイナスに転じましたが、これはそうした時代の追い風をとらえるため、宣伝に積極的な投資を行ったからなのです。

培ってきた技術とノウハウで大手とのアライアンスを実現

―パソコンなどネットワーク機器の訪問サポートを行う会社はほかにもあります。御社の競争優位性を教えてください。

 ひとつには、これまで東芝やNEC、ヨドバシカメラなど、パソコンメーカーや大手家電量販店・インターネットプロバイダーなど、ユーザーからパソコントラブルの問い合わせを受ける企業と積極的に提携を図ってきたことです。すでに、400社以上とのアライアンスを実現してきました。
 当社は全国に直営店と加盟店、そのほか協力企業をあわせ、約300の出動拠点を構えています。このような規模で即日対応のサポートを行える企業はほかになく、メーカーや販売店との提携では、顧客の要求に応えきれない訪問サービスを高い水準で提供することにより、提携先を増やしてきました。
近年では、HEMSのサポート開始により、積水ハウスのHEMS設定、トラブル対応業務を受託。こうした取り組みは、今後も積極的に拡大していきます。

家喜 信行(いえき のぶゆき)プロフィール

1976年、兵庫県生まれ。桃山学院大学を卒業後、ITパッケージソフトの販売会社に就職。同社でトップセールスを約2年間続けた功績が認められ、若くして大阪営業所の所長になるなど営業の一線で活躍。2003年、有限会社マネージメントクリエイティブの代表取締役に就任するとともに株式会社に組織変更。2008年に日本PCサービス株式会社に改称。即日対応のパソコン総合サービスを全国展開し急成長を遂げた。現在は全国に約300の出動拠点を置き、大手企業との業務提携を推進。2014年にセントレックスに上場を果たし、さらなる躍進を見すえている。

企業情報

設立 2001年9月
資本金 1億8,880万円(2014年12月25日現在)
上場年月日 2014年11月26日(名証セントレックス)
決算期 8月末日
事業内容 パソコン・スマートフォン・デジタル家電ほかホームネットワーク関連のサポートサービス、HEMS・太陽光パネル・燃料電池などのサポートサービス
URL http://www.j-pcs.jp/

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